子供のO脚の治し方|O脚矯正セミナー講師歴13年のプロが教えます!

病院に行っても娘のO脚が良くならない
足底板を作ったけど効果がない
整体院に通ったけど変化が見られない

このように、子供のO脚に悩んでいる親御さんがたくさんおられるのではないでしょうか?

そこで本記事では、O脚矯正セミナー講師歴13年のプロが、身体に負担をかけず、早く、簡単に子供のO脚を治す方法をご紹介します。


解説をするのは、こちらの先生。
オリンピック代表選手を始め実業団のスポーツ選手の治療を手がける一方、理学療法士の学校で講師を、またプロの鍼灸師、理学療法士などに技術指導を行う。開催するセミナーは募集開始後平均3日で満席に。そんなセミナーには全国から800人超のセラピスト、治療家が集まる。現在Amazonにて4つのDVDと1つの電子書籍を発売中。

プロフィール詳細はこちら


 

1、子供のO脚の原因

結論から言うと、子供のO脚は姿勢のクセ(筋肉の使い方)が大きな原因となっている方がほとんどです。
つまり、綺麗に見える姿勢を身体に覚えこませるだけでかなりO脚を改善できる事がほとんどです。

そもそもO脚というのは、以下の2つの原因が絡み合って発生します。

1、骨盤のバランスのくずれ
2、足部のねじれ

詳細はこちらの記事をご覧ください

O脚矯正セミナー講師13年のプロが教える!O脚の2つの原因とは?

 

実は、子供のO脚の原因の多くは、1の「骨盤のバランスのくずれ」も含めた、筋肉の使い方のクセによって起こるケースがほとんどです。
その中でも、1番多く見られるのが、下肢に対する体幹の位置を修正する働きを持つ腸腰筋が上手く使われていないことが挙げられます。

具体的に骨盤が前後傾することで、どういう変化が起きるのかを以下で解説します。

骨盤の前後傾と下肢のねじれとの関係

①骨盤が前傾した時 → 股関節は内旋し、膝蓋骨は内側に動きます。
②骨盤が後傾した時 → 股関節は外旋し、膝蓋骨は外側に動きます。

このように、骨盤の前後傾のバランスが崩れると、骨盤の歪みやO脚を増悪させることになります。

 

2、あなたのO脚は何タイプ?検査法

1、で解説した通り、骨盤の傾き加減によって、あしの形まで変わってくることが分かったと思います。
そこで、お子様のO脚の原因を見極める簡単な検査法をご紹介します。

①壁に、後頭部、両肩、お尻の3点を付けて立ちます。
この時、かかとは壁から5~10cmほど離して立ちます。
耳の穴と、外くるぶしの中心が丁度一直線上に来る位置がベストです。

②この時、壁と腰の間に手のひらが入る程度の隙間が、最も理想的な骨盤の傾きと言われています。
そこで、以下を参考に、ご自身の骨盤タイプを分析してみてください。

① 壁と腰の間にこぶしが入る → 骨盤前傾タイプ(骨盤が前に倒れすぎている)
② 壁と腰の間に手が入らない → 骨盤後傾タイプ(骨盤が後ろに倒れすぎている)

 

3、子供のO脚の治し方

2、の検査結果を元に、O脚を修正していきます。
結論から言いますと、骨盤前傾タイプの方は後傾方向へ、逆に、骨盤後傾タイプの方は前傾方向に骨盤を動かしていきます。

そして、正面から見た時に、最も膝同士が接近し、最も綺麗に見える骨盤の位置を確認します。
この時の、筋肉の使い方を体に覚えこませることで、美脚を維持できるようになります

因みに、この骨盤の前後傾の動きは、先ほど挙げた腸腰筋やお尻の筋肉が働きます。

特に重要なのは、腸腰筋になります。
中には、この腸腰筋が上手く使えない人もいます。
例えば、2、の検査法の際に、腰を壁に近づける、あるいは遠ざける動きや、3、で説明した、前傾した骨盤を後傾方向に動かすや後傾した骨盤を前傾方向に動かすといった動きができない人は、腸腰筋が上手く使えていない証拠です。
こういう方は、以下のエクササイズを行うことで、腸腰筋を上手く使うことができるようになります。

 

4、子供のO脚の改善例

▮ 中学生のお子様のO脚ビフォ・アフター

こちらの中学生のお子様は、脚を中心とした施術を加えた後、姿勢を修正するためのエクササイズをしました。結論から言うと、子供のO脚は姿勢のクセ(筋肉の使い方)が大きな原因となっている方がほとんどです。
つまり、綺麗に見える姿勢を身体に覚えこませるだけでかなりO脚を改善できる事がほとんどです。

▮ 小学3年生のお子様のO脚ビフォ・アフター

今回のお子様はこちらのセルフケア&エクササイズのみで2,3日でここまで改善されました。大人と同じで、腰のそりが強いとO脚になりやすい体型になります。そこで、ここを修正するために骨盤のバランスを整えるエクササイズ をしました。さらには、体幹と腸腰筋のエクササイズ を追加。あとは、真っ直ぐ立った状態で、「お尻の穴→太もも後~内側に力を入れ膝同士をくっつけていきます。」この時、決して膝を伸ばしすぎないことがポイントです。膝を伸ばしすぎる、ということは、太ももの前の筋肉を使っている、ということです。つまり、使わなければいけない太もも後~内側を使えなくしてしまいます。ただし、どうしても太ももの前に力が入りすぎる人は、軽く膝を曲げた状態で「真っ直ぐ立った状態で、お尻の穴→太もも後~内側に力を入れ膝同士をくっつけていきます。」をしてみてください。脚の力を抜く!のがポイントです。

▮ 中学生のお子様のO脚ビフォア・アフター

こちらは静岡県浜松市にありますとよだ整体院に来院された中学生のお子様のビフォア・アフター写真です。1回の施術でこれだけの変化が出ています。若い女性に多く見られるのですが、腰の反りが強くなるとO脚を増強しやすくなります。ですのでエクササイズを指導する時も、理想的な骨盤の傾きを身体に覚えさせます。このように、小学生や中学生のお子様のO脚は、姿勢や筋肉の使い方の指導をメインにすると早く改善できます。

▮ クラシックバレーをされている中学生のお子様のビフォアアフター

バレエや新体操といった、身体を綺麗に見せるスポーツでは、往々にして腰をそり過ぎるクセがつきやすくなります。しかし、姿勢を綺麗に見せるために腰のそりを強くするというのは間違いです。正確に言うと、腰と言うのは、骨盤(お尻)の上にある背骨の部分を言います。この部分のそりを強くすることは身体的にも負担がかかり腰痛やその他のけがを起こしやすくなります。また見た目的にも綺麗ではありません。実は、身体を美しく見せるには、腰ではなく、骨盤の中にある関節(仙腸関節)の動き幅を広くし、負担がかからない範囲内で最大限に骨盤(仙骨)をそることがポイントになります。これを実現するには、まずは骨盤の関節(仙腸関節)の動き幅を広げ(=施術)、その上で、可能な限り骨盤(仙骨)をそった状態を維持できるように腸腰筋などの筋肉を使えるエクササイズを行います。ただし、就業するまでのお子様の場合は、骨盤の関節自体が動きが悪くなる(=関節がひっかかる)ことは非常にまれ(仮に引っかかりを起こしても自然と解除されるケースが多い)ですので、主に、筋肉を上手く使えるようにするだけで、ほとんどの方は、O脚を改善することができるようになります。

 

5、まとめ

このように、小学生や中学生のお子様のO脚というのは、そのほとんどが姿勢や筋肉の使い方のクセが原因で起こります。
ですので、施術を何回も受けるよりも、エクササイズや日常生活で綺麗な姿勢を身体に覚えこませることで、O脚を改善できる事がほとんどです

ちなみに、子供や若い女性のO脚患者様に多く見られるのが、腰の反りが強い方です。こういう方は、腰ではなく骨盤を使って腰のそりを減らした姿勢を体に覚えさせると、それだけでO脚が改善できることがよくあります。

是非、ご参考にしてみてください。

 

最新セミナー情報や集客ノウハウが無料で見れます!


 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
PAGE TOP