ビフォアアフターのチェックポイント【骨盤矯正・O脚矯正】

骨盤矯正やO脚矯正でリピーターを増やすために最も簡単な方法は、1回の施術の変化を患者様に見せることです。

ただし、どれくらい自分の体が綺麗になったのかは、体感では分かりにくいものです。

ですので、変化を確認して頂くには、ビフォアアフターの写真をお見せするのがベストです。

この時、上記の写真のように、ハッキリとした変化が分かる場合は問題ありませんが、女性よりも筋肉が発達している男性の場合、写真では、その変化が分かりにくいことがよくあります。

では、そうした方には、どういう風に変化をお見せすればいいのか?

今回の記事では、変化が分かりにくいお客様の施術前後でのチェックポイントと、その変化から分かる原因の見極め方について解説をしていきます。

この記事を書いたのはこちらの先生

1、施術前のチェック

① 普通に立った状態でチェック
(※)踵の内側はくっ付けて足先は30度ほど開ける

 

お尻の穴に力を入れた状態(股関節外旋方向へ)で
両膝の内側同士を接近させた状態でチェック

この時・・

1、抵抗なく両膝同士がくっ付く場合は・・

関節における機能異常(ひっかかり)が無い状態

 原因 
関節の引っ掛かりがない場合は、ゆがんだ状態で硬くなってしまった筋肉が、骨盤のゆがみやO脚の大きな原因と考えられます。

  施術の流れ 
まずは、筋緊張を緩和し、キレイな体型に変わりやすくする体つくりをします。
その上で、エクササイズや機器による矯正で、日常生活等における運動生活習慣などでついた筋肉のクセを改善し、キレイな体型を維持できるようします。

テレビや雑誌などで紹介されている体操やエクササイズを続けただけで骨盤のゆがみやO脚が治る人は、こういうタイプが多いですね!


➡ ① 【施術】筋緊張の緩和
(※)念のため、関節に対するアプローチも行うことを勧める

 1POINT
腰背部、臀部、股関節・膝関節周囲など、筋緊張の強い部分を緩める


 ② エクササイズを継続することで、「筋肉」にキレイな体型を体に覚えこませる
➡ ② 機器を使った矯正により、「骨格」そのものに、キレイな体型を覚えこませる

 1POINT 
二十歳前後までの方の場合は、特に強い関節機能異常が見られず、日常生活等においてついた筋肉のクセによってO脚や骨盤のゆがみなどを引き起こしているケースが多く見られる

 

2、 抵抗がある場合は・・

関節における機能異常(ひっかかり)がある状態

 原因
関節の引っ掛かりがある場合は、関節の機能異常ゆがんだ状態で硬くなってしまった筋肉が、骨盤のゆがみやO脚の原因と考えられます。

  施術の流れ
まずは関節の引っ掛かりを解消し、さらに筋緊張を緩和することで、キレイな体型に変わりやすくする体つくりをします。
その上で、エクササイズや機器による矯正で、日常生活等における運動や生活習慣などでついた骨格のゆがみ、および、筋肉のクセを改善することで、キレイな体型を維持できる


➡ ① 【施術】関節アプローチ、筋緊張の緩和


 ② エクササイズを継続することで、「筋肉」にキレイな体型を体に覚えこませる
➡ ② 機器を使った矯正により、「骨格」そのものに、キレイな体型を覚えこませる

 1POINT 
抵抗があるか否かは、見た目では分かりにくいので、必ず患者様に確認を取ること

2、施術後のチェック

エクササイズ指導まで終了した後・・

① 普通に立った状態でビフォアアフターの変化をチェック
(※)踵の内側はくっ付けて足先は30度ほど開ける

 1POINT 
筋肉のクセが強くない場合は、自然に立った状態でもキレイに整うことが多い

② お尻の穴に力を入れた状態(股関節外旋方向へ)で
両膝の内側同士を接近させ
その後、力を抜いて貰った
状態でビフォアアフターの変化をチェック

この時・・

① キレイな体型を維持できれば

関節の引っ掛かりが解消され、筋肉のクセも強くない状態

ピッタリはくっ付かないが、やや隙間がある状態は、筋肉のクセが影響している可能性が大きい
この場合は、エクササイズや機器で継続的に修正をする。

② 膝同士が開く場合は

関節のひっかかりが解消されていないか、筋肉のクセが強い状態

この場合は、再度、関節の引っ掛かりや、筋緊張を緩和した上で
エクササイズや機器による矯正で、日常生活等における運動や生活習慣などでついた筋肉のクセを改善することで、キレイな体型を維持できるようになります。

 1POINT 
男性の方や運動などで筋肉を鍛えてきた女性の方の場合は、筋肉のクセ(ゆがんだ状態を覚えてしまっている)が強いことが多いため、エクサイズのみの改善には時間がかかることが多い

 

まとめ

施術前後で、変化が分かりにくいお客様については、次の2つのパターンで、写真撮影を行い変化をチェックします。

① 自然に立った状態
② お尻に力を入れた状態で両膝同士をくっつける(※)施術後は、その状態で力を抜く

自然に立った状態で、変化が分かりにくい場合は、お尻に力を入れた状態で両膝同士をくっつけるよう指示します。

その後、力を抜いて頂き、キレイな体型が維持できるようであれば、関節のひっかかりが解除され、筋肉のクセも強くないことが分かります。

逆に、力を抜いた瞬間に、施術前の状態に戻る場合は、

・関節の引っ掛かりが上手く取れていない
・筋肉のクセが強い

この両方、もしくはいずれかが原因と考えられます。


   

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