「50代、60代の方で骨盤が開いている(お尻が大きい)と悩んでいる方がいらっしゃるのですが、
高齢の方でも骨盤を閉じることはできますか?」
というご質問を頂きます。
結論から言うと、骨そのものの変形など器質的な問題をお持ちの方以外は、関節と筋肉へのアプローチで改善をされています。
病院等で変形性膝関節症と診断された方のほとんどの方は改善をされています。
これは、レントゲン等の画像診断を受け、骨そのももには変形はないけど、外観は変形しているというように見なされているからです。
私自身も、整形外科等でドクターの傍で働かせて頂いてきましたが、まさに、骨そのものというのではなく全体像の見た目で診断をされていました。
つまり、骨格を形成している関節や筋肉のバランスを調整してあげれば見た目上の体型は変えることができるという訳です。
こちらは、60代・女性の方に骨盤O脚矯正を行った際の1回の変化です。
骨盤の開きやゆがみを改善するには、骨盤周りだけにアプローチをしても不十分です。なぜなら、足元の調整ができていないと、施術後、立った瞬間に土台から崩れてしまうからです。
ですので、骨盤の開きやゆがみを改善するには、骨盤周り+足の施術を加えることがポイントになります。因みに、脚全体へ施術を加えることでO脚やX脚なども改善でき、脚のラインが綺麗になるだけでなく細く見えるようになります。
「骨盤+脚」への施術ビフォアアフター集
勿論、この状態を持続するには、エクササイズを続けることが大事です。
ただ、それが面倒な人は、機器を使った矯正を間隔を詰めて行う事で、綺麗な骨格を身体に覚え込ませることもできます。
よく、病院で老化とか変形性○○と言われたのでもう治らないのでは・・
とあきらめている方が多いですが、確かに年を取ればとるほど(正確に言えば、身体を動かす頻度が少なくなり、筋肉の柔軟性が低下すると)時間がかかるケースもあります。
でも、私がこれまで診てきた経験上、変化がないと言う方はほとんどいません。
ボキボキ鳴らすような危険な手技はおススメしませんが、刺激の少ない安全な手技であるなら、試してみる価値は十分あると思います。
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